今日は私が担当しております香大医の薬理学(医学科)のラフマン・アサダ先生を紹介します。
ラフマン先生は、カジさんというバングラデッシュから私の研究室に留学してくれていた方に紹介していただきました。もともとウイルスの研究をされていたとのことでしたが、残念ながら日本学術振興会からの留学用の奨学金申請は採択されず、私の研究室に来ることを諦めておられました。しかし、人生は面白いもので、私が同じ日本学術振興会から別の大きな研究助成金を受けることになり、急遽、研究者を雇用しなければならなくなりました。非常勤の研究者を急に雇用する事はなかなか難しく、ラフマン先生にお願いしましたところ、ご快諾いただけました。ちなみにもう1人研究者を雇用する必要があったのですが、こちらもアブーさんという奨学金を受けることができずに私の研究室に来ることを諦めておられた研究者をバングラデッシュからリクルートすることになりました。ちなみに彼は今バングラディッシュの政府の財務省のようなところで働いており、逆に研究者に予算を配分する役目となっております。本当に世の中は面白いものです笑

写真:大阪のサテライト研究室としてコラボレーションさせていただいている大阪市立総合医療センターでみんなで実験をした後に甲子園ライトスタンドへ。ビールを飲んでいるのが助教の北田先生、ラフマン先生、鳥取大学澤野先生、神戸大学大崎先生と続いています。
ラフマン先生はハードワーカーで、とても真面目に実験をしてくれますので、研究生として雇用している間に博士号を取得していただくことができました。そして、その後も日本での研究生活を希望されておられましたので、新設された国際医療福祉大学医学部の薬理学の教員に推薦させていただきました。数年間、そこでご勤務されておられましたが、数年前から私の研究室に助教として来ていただけることになりました。その後、バングラディッシュの女性と結婚され、奥様も私の研究室で大学院に入学してイルカの研究をしてくださり、昨年、博士号を取得されました。現在は、お子様も香川大学医学部近くの幼稚園に通っておられ、ご家族で香川に住まれております。
ラフマン先生はいつもニコニコとしていてとても優しい人間ですので、「生まれて一回でも怒ったことあるの?」と聞いたことがあります。「僕でも怒ることがある」とニコニコして答えてくれましたが、まったく疑わしいものです笑。彼はモスリムなのでお酒を飲むことが禁じられていますし、食事もハラルフードなので、一緒に食事や飲みに行くことがほとんどできませんが、私の研究室のモスリムとヒンズーのメンバーをまとめてくださっております。今後とも私の研究室、ならびに香大医の国際化に力を貸してくださいませ!
PS. 香大医LINEグループを作ったことにつきましては先日紹介させていただいておりますが、しばらく発信を続けます。
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/06/03/092548
色々と情報を紹介していきたいと思いますので、皆さんもぜひご登録下さいませ!
