生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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私の医学生時代の留学生・ジョリーンさんの来訪

私が香川医大の学生だった頃、教師の先生方に英語を教えるスタンフォード大学からの留学生の方がおられました。ジョリーンさんというハワイ生まれの日系アメリカ人で、論文とか発表の英語のサポートをされておられましたが、放課後はバレーボール部と混じって活動されておられました。私も当時バレー部キャプテンだった清元先輩(現・姫路市長)の指令により、彼女をよくご飯連れて行ったりカラオケ行ったりしていました。そんなジョリーンさんが香大医にお子様と一緒に訪問してくださいました。


もう、あれから30年以上経っていますが、その時の記憶がいくつか蘇ってきました。私達学生のたどたどしい英語と彼女のたどたどしい日本語でのやり取りは非常に新鮮で、米国スタイルの物事の考え方なども非常に勉強になりました。ある時、ボロ泣きしていたので「どうしたの?」って聞いたら、「ある先生に国際学会の発表原稿を頼まれたんだけど、スライドにあった手術の写真がとても怖くて見ていられなかった」とのこと。そんな彼女が今は二人のお子さんの母となり、ハワイで政府関係のお仕事をされているとのこと、「是非ともハワイの大学の関係者を紹介してください!」とお願いしました。もし香大医がハワイの大学と協定校となったら、留学希望の学生さんが激増しますよね、引率を希望する教員の倍率もすごいことになるかもしれません笑。

写真右:あずまうどんさんにて、ざるうどんが意外に好評でした

写真左:居酒屋にて、バレー部OBの脳外科の川西先生と一緒に

 

ジョリーンさんは2年ほど香川におられたように思っておりましたが、実はたった6ヶ月という短い滞在だったと聞いてびっくりです。きっと学生時代は毎日が充実していたので、長く感じられたのでしょうね。50歳を過ぎれば半年なんてあっという間なので、学生の皆さんは是非、1日1日を大切にしてください。私も皆さんに負けないように、毎日、全力で駆け抜けたいと思っております(ハワイの大学と協定を締結できることを夢見て!)