もう10日前になりますが、日本高血圧学会学術集会で博多に行ってきました。私はこの学会の副理事長を拝命しており、腎臓学会と並んでメインの学会となります。前の日は横浜でバイオジャパンに参加しており、私の研究シーズを企業の方に1日中売り込んでおりました。翌日朝イチ新幹線で博多に向かい、お昼前に到着。いつものB級グルメ探しから始めました。前回博多に来たときには焼きそばでしたが、今回は焼きちゃんぽんにトライ。12時前には長い列ができていましたが、期待を裏切らない大変おいしい味でした。

写真:元祖 ぴかいち 博多本店の焼きちゃんぽん、ビールが欲しかったです!
食べ終わってから博多の国際会議場に移動し、夜まで理事会と評議委員会。それが終わって移動してから評議委員会の懇親会でした。そこにはゲストとして呼ばれていた私の親しいマレーシアのChiaや韓国のSunghaも招かれており、他の日本人の多くの先生方ともゆっくりとお話しすることができ、ほんとに素晴らしい時間となりました。

写真:こちらは韓国の皆さんと
驚いたことに、多くの学生さんがバイトで来ていました。野出大会長が佐賀大学医学部長であり、交通費などもサポートする形で参加していただいているとの事でした。本当に素晴らしいですね。私も早速、パクらせていただこうと思っております。

写真: JSH2024福岡宣言のパネルです
論文としてもリリースしました
https://www.nature.com/articles/s41440-024-01926-x
日本には4,000万人以上の血圧の高い国民がおり、そのうち生活習慣の改善や薬などで血圧をうまくコントロールできているのは1,000万人のみ、すなわち3,000万人が血圧が高いままといった疫学データが出ています。私も血圧を下げる薬を飲んでいますが、適度な運動などももっとやっていかなければならないと反省しております。もうすぐスマートウォッチで血圧が測れる時代になってくるものと考えられますので、その頃には血圧といったようなものがもっともっと注目されるのではないかと考えております。日本高血圧学会では、引き続き副理事長を拝命いたしますので、もっと頑張っていきたいと思った次第です。