生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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嬉しいお便りや訪問

今日はクリスマスですが、毎週水曜日は多くの会議が集中します。朝から10以上の会議と奈良県立医科大学の薬理学講義が90分2コマ・リモートでありましたので、一日中バタバタしておりました。今年も最後に近いので、本日は私のところにご訪問いただきました方などをまとめてご紹介したいと思います。

まずはブルンジからの留学生STEEVEくん、彼は先日、学位審査が終わって帰国されましたが、母国ブルンジから写真が届きました。彼は優秀で素晴らしい実験を粘り強く実施してくれ、薬理学領域では最も権威のある学会誌であるJPET誌に見事成果を発表されました。「香川に来て良かった」と言ってくれて本当に嬉しかったですが、こちらこそ、本当に香川を選んでくれてありがとう、STEEVEくん!

写真:ブルンジ帰国後のSTEEVEくん、過去の記事は以下の通り
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/11/18/092857
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/11/13/082225

 

次はうちの卒業生の宗定先生です。突然、薬理学にご訪問いただいたのですが、あいにく不在にしており、お写真のみ秘書さんに撮っていただきました。彼女は在学中に薬理学で一生懸命基礎実験をしてくれ、2022年に京都での国際高血圧学会で発表、しかも余興で忍者の格好までしてくれました。ご結婚されるとのことでわざわざ岡山からご挨拶に来てくださいましたが、優しい方なので、きっと幸せになられることと思います。時々また顔を出してくださいね!

写真:卒業して岡山で活躍の宗定先生が薬理学にご挨拶に来てくださいました

写真:ISH2022 KYOTOの余興にて一番右のレッドが当時の宗定さん、私は沖田総士役(すみません、完全に調子に乗っています汗)

最後に水泳部で医学科一年生の木村さんです。水泳部の卒業生のためにメッセージビデオを作っているとのことで、私に卒業生へのエールをお願いしたいとの事でした。こちらは秘書A子さんにレポートをお願いしました。

 

写真:水泳部の1年生の木村くんから卒業生へのメッセージを携帯で撮影される私

(秘書A子さんからのレポート)
香川大学医学部長秘書のA子です。先日、香川大学医学部水泳部の1年生、木村健さんが卒業生向けの動画を作成するためにいらっしゃいました。その動画に西山医学部長のコメントを入れたいとのことで、撮影の準備が進められました。ブログの記事にするため、私はその様子を写真に撮りつつ、どのようなコメントをするのか興味深く見守っていました。すると、西山医学部長はまず木村さんとの雑談からスタート。なかなか撮影には入らない様子です。昨今の水泳業界の話題などを楽しそうに話しながら、「コメントは10秒くらいで良いのかな?」「何を言えばいいのかな?」「こんな内容でどうだろう?」と試行錯誤しているようでした。
そして数分後、いよいよ撮影がスタート。すると、それまでの雑談ムードはどこへやら、西山医学部長にスイッチが入った瞬間を目の当たりにしました。姿勢を正し、きりっとした表情で、「こんにちは、医学部長の西山でございます」とコメントを始め、卒業生に向けた温かいメッセージをスムーズに話されました。医学部長のスイッチのON/OFFを目の当たりにし、その切り替えの鮮やかさに感心しつつ、私はとても興味深い数分間を過ごしました。
学生の皆さん、西山医学部長は、このような依頼や進路に関する相談などをいつも快くお引き受けくださいます。どうぞお気軽にご連絡くださいね!

ということで、皆さん、本当に香大医に来てくれてありがとう!
これからも宜しくお願い申し上げますね!!


P.S.
香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
香大医は50周年を迎え、文部科学省の予算で老朽化した建物の改修工事を開始いたしましたが、国立大学法人では運営費交付金が年々縮減されておりますため、資金不足で皆様方にご支援をお願いさせていただいております。こちらにつきましては、臨床実習環境の整備にも一部の支援金を使用させていただく予定にしております。

香川大学医学部の生き残りをかけ、教職員一同が全身全霊で教育・研究・診療に邁進していく所存でございますので、何卒温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。詳細は以下のホームページをご覧くださいませ。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html