今週は、私の中の昨年2024年に起きた香大医5大ニュースについて、シリーズでお話ししております。
① 50周年記念に向けた再開発事業の進展
② 高度医療人育成プロジェクトの始動
③ 大型研究プロジェクトの始動
④ 大学財政難による教員人事の一部凍結
⑤ 新たな活動を通じた香大医サポーターとのつながり
このうち今日は、「④ 大学財政難による教員人事の一部凍結」について紹介いたします。昨日まではポジティブな未来に向けての話題でしたが、本日はネガティブな話題となります。
今、全国の国立大学の財政が大変なことになっております。様々なメディアでも取り上げられておりますが、昨年の6月には国立大学協会が「もう限界!」との緊急声明を出しました。声明では、国から国立大学に配分される運営費交付金が減少していることに加え、近年の物価高騰や円安などで実質的に予算が目減りし続けていることから、公表財務状況の悪化がもう限界を迎えていることが強調されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240608/k10014474431000.html
香川大学も他の地方大学と同じく、人件費と光熱費の高騰にも関わらず、国からの予算が少しずつ減らされており、年々厳しい状況となっております。私も学部長として香大医でもっともっと予算を使って教育システムの向上や職場環境の改善を断行したいのですが、とにかく予算がないことに就任当時からびっくりしております。
そのような状況の中で、教員の退職に伴う補充の人事が一部凍結されました。これは大学全体の財政難から実施されました措置でありますが、現状でもギリギリの人数で教育・研究・診療を実施している香大医では、極めて厳しい大学本部の判断となりました。私も本部からの通達を教授会で皆様にお伝えする際には胸が張り裂けるような思いでしたし、厳しいご意見もたくさんいただきました。人事凍結は香大医に大きなダメージを与えておりますので、1日も早く状況が改善する事を祈っております。しかし残念ながら、現在進んでいる来年度の大学に対する国の予算を拝見しますと、、、国立大学協会の緊急声明にも関わらず、まったく増えておりませんでした、、、泣
このような状況が日々悪化しておりますので、「私は地方国立大学の生き残り」という言葉をよく使いますが、香大医は最後まで生き残って、社会に貢献し続けていく事を元旦の神社で誓った次第です。皆様、引き続き温かいご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます!

写真: 昨年の大晦日に食べた年越しラーメン(本文とは全く関係ありません)
国立大学法人では運営費交付金が年々縮減されておりますため、皆様方にご支援をお願いさせていただいております。
香川大学医学部の生き残りをかけ、教職員一同が高度未来医療人の育成に邁進していく所存でございますので、何卒温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。詳細は以下のホームページをご覧くださいませ。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
