私は週末バタバタしているうちに月曜になってしまった週明けを迎えておりますが、皆様はいかがでしょうか?今日は先週行われましたJICAのサポートでアフリカ・アジア・オセアニア各国(約10カ国)から香大医にこられておられました方々の報告会についてレポートいたします。
JICA(ジャイカ)という名前はよく耳にしておりましたが、香大医に来られるようになったのは最近です。短期間の見学訪問から、数ヶ月に至るものまでプログラムもいくつもあるようで、例えば私の研究室には2人のカンボジアからの留学生が大学院プログラムで約4年半の滞在予定です。日本政府からのサポートで発展途上国から日本に様々な領域で学びに来られるプログラムがJICAにはあると伺っております。最近、国際交流担当の和田理事のご尽力で、JICA関連の国際交流が香川大学の中で劇的に進んでいると感じております。

写真: アフリカ・アジア・オセアニア各国からお越しになられ、遠隔医療について学ばれて帰られました

写真: 右のお二人はミクロネシアから来られておりますが、今度、香大医・看護学科の大学院生が留学するので、色々とお願いしてまいりました

写真: 報告会ではいろいろと活発な議論を交わしました(上段の左が私、右が和田副学長)
香大医はK-MIXのような医療機関同士の電子カルテ・ネットワークシステムや分娩監視装置 iCTGを使用した胎児の遠隔診療など、世界に先立って遠隔医療を展開しておりますが、特に胎児の分娩監視装置はブータン王女にも使用されたと大きなニュースになっております。ブータン王国では国民に対して使用を推奨されているとのことですが、それ以外にもタイ、インドネシア、ミクロネシアなどを始めとする様々な国で展開が期待されており、この分野では香大医のリーダーシップが益々求められるのではないかと考えております。
皆様、数日以内に帰国されるとの事でしたので、私の方から「日本にいる間に是非、うなぎを食べて帰って欲しい!」とメッセージを送りました。モスリムの方も多くおられましたので肉類は制限がありますが、皆さん魚が食べることができるとの事でしたので、おいしいうなぎを食べて、帰国してからも母国で自慢してもらいたいと思った次第です。モスリムの方に対しては、タレにみりんやお酒が入っていないかどうかの確認は必要ですが、、、
P.S.
国立大学法人では運営費交付金が年々縮減されており、香川大学医学部の財政状況も大変苦しいため、皆様にはご支援をお願いさせていただいております。
香川大学医学部・学生さんのための国際留学の資金としても使用させていただきますので、何卒温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。詳細は以下のホームページをご覧くださいませ。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
