生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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初、香川県出身・自治医大生との集い!

初、香川県出身・自治医大生との集い!

先週金曜日のバレンタインデーの日に栃木県にある自治医科大学を訪問し、香川県出身の自治医大生の皆さんと食事をご一緒させていただく機会をいただきました。普段はなかなか自治医科大学の学生さんと直接交流する機会が少ないこともあり、今回の訪問はとても貴重なものとなりましたので、本日はその模様をレポートしたいと思います。
香川には地域医療を支えてくださっている多くの自治医科大学出身の先生がいらっしゃいますが、以前より「もっと積極的に香川大学自治医科大学の関係を深めるべきではないか」というご意見をいただいておりました。そこで、自治医科大学の血液内科でご活躍されている上田真寿先生をご紹介いただき、自治医大の現役学生さんと直接交流できないか相談させていただきましたところ、快くご協力いただけるとのお返事をくださいました。そして、上田先生自ら自治医大に通う香川県出身の学生さんにお声がけいただき、日程を調整して今回の食事会が実現しました。
 

写真:香川県出身の自治医大生の皆さんと食事会をした居酒屋の前で記念撮影、最前列の右が自治医大・血液内科の上田真寿先生です。

当日は、地域医療担当の副医学部長である星川教授(耳鼻咽喉科)とともに、香川県名産の希少糖を使用したルーヴさんのドーナツをお土産に持参しました。残念ながら1年生は試験期間のまっただ中、3年生は翌日にOSCEが控えていたため参加が叶いませんでしたが、バレンタインデーにもかかわらず、特別な行事のない2年生、4年生、5年生の学生さんが全員出席してくださったことには本当に感激しました。
食事会では学生の皆さんが20歳以上ということもあり、ビールやハイボールを片手に自治医大の日常生活、部活動、故郷での思い出、将来の夢、そして香川に戻った際のキャリアイメージについてざっくばらんにお話しいただきました。私からも香大医・附属病院の専門研修プログラム「MANDEGAN」について紹介し、このプログラムでは研修医一人ひとりのキャリアプランに合わせて多様な研修先を選択できることをお伝えしました。自治医大学生の皆さんは、地元・香川に対する熱い想いを持ちながらも専門性をしっかりと磨きたいという高い志を抱いており、その真剣な姿勢には心から感銘を受けました。今後は研修医担当の安田先生や総合診療の市来教授らと密に連携を取り、それぞれに最適な個別研修プランを策定していけるよう支援していきたいと考えています。
会は大いに盛り上がり、居酒屋の店員さんに「そろそろお時間です…」と何度も声をかけられるほどでした。学生の皆さんの明るさや真摯な姿勢に触れ、今回の企画を実施して本当に良かったと感じました。これをきっかけに、自治医科大学香大医との連携を一層強めていきたいと考えております。香大医にも地域医療で活躍することを志す学生さんが数多くおられますので、また夏の地域医療スピリットのプログラムで一緒に盛り上がることができますことを楽しみにしております! 

写真:自治医大に行く途中の東京駅で、八重洲地下「銀座スイス」さんへ。念願の元祖・カツカレー、見た目通り、美味でした!

明日は再び医学科同窓会讃樹會・関西支部会のレポートの続きをします!


P.S.
香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ

国立大学法人では運営費交付金が年々縮減されており、香川大学医学部の財政状況も大変苦しいため、皆様にはご支援をお願いさせていただいております。

香川大学医学部・学生さんのための教育支援活動に使用させていただきますので、何卒温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。詳細は以下のホームページをご覧くださいませ。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html