本年より新たに、香川大学医学部の教職員に対して優れた研究活動を表彰する「医学部研究活動表彰」の制度を設立しました。これは、香大医の研究モチベーションを向上させるとともに、特色のある研究領域を育成することを目的としています。初年度から多くの応募をいただきましたが、今年度は7名の若手に授与することにいたしました。いずれも大変アクティブな研究をしてくださっており、香川大学医学部の研究発展に大きく寄与されておられるものと思います。受賞されました方、誠におめでとうございました。心よりお喜び申し上げます。


写真:この度受賞された方は、総合生命科学・伊藤益美さん、小児外科学・藤井喬之さん、放射線治療科・髙橋重雄さん、臨床遺伝ゲノム診療科・十川麗美さん、老年看護学・桑原唯さん、看護部・宮本みづきさんです。受賞された皆さまの益々のご活躍をお祈り申し上げます。


写真:受賞者の方や関係者と医学部長室で談笑、本件は、医学部HPやLINEでも広く情報を拡散させていただこうと思っております。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/articles/000/002/449/
私が最初に表彰と名のつくものを受けたのは小学校3年生での柔道の大会の時でしょうか、その後は大学でウインドサーフィン部に入るまでほとんど表彰されるようなことはありませんでした。ウインドサーフィン部ではインカレや全日本で優勝したりしましたが、アカデミックに表彰されたのは、留学して最初の学会発表(フィラデルフィア)でのことでした。発表日に、「おいアキラ、お前の発表が受賞候補になってるらしいぞ」とボスが突然言うので、ほんまかいなと思いつつ発表していると審査員らしき方がやってきて、めちゃくちゃ突っ込んだ質問の嵐を受けました。当時はほとんど英語が喋れずチンプンカンプンで、どうせダメだろうと思っていたのですが、何と受賞することに。あの時は本当に嬉しかったですし、ボスをはじめとしてラボのメンバーがみんなで喜んでくれたことがいい思い出として残っています。その後はいろいろな賞をいただきましたが、最初の受賞は私の人生においてもかけがえのない思い出となっていますし、今の研究者としての人生にもつながっているように思います。
本日受賞された方にとっても、今回の受賞が大きなモチベーションになっていただけることを心より祈るばかりです。明日は引き続き、お一人お一人の写真を公開します!
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の教育環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の学生がより充実した学びを得られるよう、教育活動のサポートに活用させていただきます。例えば、最新の医療機器を使った実習や、地域医療を担う人材を育てるためのプログラムの充実など、未来の医療を支える若い世代の成長に役立てていきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
