大船渡の火災もようやく鎮火してきたようで少し安心しておりますが、避難所での生活を余儀なくされておられる方がまだまだたくさんおられるとの事、季節の変わり目ですのでくれぐれも体調を崩さぬようにと祈っております。
香川では少しずつ春の音が聞こえてくるようになってきました。香大医でも在校生の成績判定も終了し、入学試験の合格発表も行われ、卒業式と入学式、大学院生の学位授与、新入生や研修医を迎える準備などなどが進んでおり、まさに春を感じております。また、3月の終わりに「腎と脂質研究会」という学術集会を開催いたしますが、主要メンバーと桜で夜ライトアップしている栗林公園での懇親会を企画しておりますので、桜の開花時期も気になり始めました。私は春の時期を迎えますと、自分が学生時代だったときに卒業式や入学式に参加したとき、あるいは学年が1つ上がって後輩となる新入生を迎えるときの感覚を感じる時があります。これから何か楽しいことがやってくる前のワクワク感のような感じです。医学部長になってからは、教授として新たにご就任いただく先生方への期待感も感じるようになってきました。皆様もきっと季節によって、何かを感じる時があるのではないでしょうか?

写真:私の研究室(医学科薬理学)に来年から参加してくれる大学院生3人です。両端の方が中国から、真ん中の方がカンボジアから留学してきてくれます。また国際色が深まっていくのではないかと期待しております。
この時期年度末は、いろいろなミッションや行事が立て続けで休まる時間もない方も多いかと思いますが、週末は体調を整える上でも少しでも休まるお時間があればいいですね。来週は、香川大学医学部附属病院が中四国で初めて開始しました「がんリスク遺伝子パネル」について詳細に報告したいと思います。私が被験者第一号となりました!


写真:病院の入り口にて。詳細はまた来週!
それでは皆様、良い週末をお過ごし下さいませ!
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の教育環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の学生がより充実した学びを得られるよう、教育活動のサポートに活用させていただきます。例えば、最新の医療機器を使った実習や、地域医療を担う人材を育てるためのプログラムの充実など、未来の医療を支える若い世代の成長に役立てていきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
