先週末に少しお話しさせていただきましたが、香大医・附属病院では3月より中四国で初めて「がんリスク遺伝子パネル」による検査を独自に開始しました。私は本検査に非常に関心を持っておりましたので、志願して第一号の被験者として(もちろん、自費で)予約を入れていただき、受診してきましたのでレポートさせていただきます。


写真:送られてきた受診案内を見ながら附属病院入り口へ、気合を入れた香大・緑ネクタイです!

写真:予約時間に病院の入り口の総合案内のところに行きますと、6階に行ってお待ちくださいとの説明を受けました。緑色の白抜きで「がんリスク遺伝子パネル」と目立つ表示で、すぐにわかりました。

写真:案内に沿って6階に上がると診察室があり、名前を呼ばれ入室しました。

写真:カウンセラーの方より丁寧な説明などを受けることができました。素人の私にも本当に親切にご説明いただき、大変よく理解できました!

写真:カウンセリングが終わると、2階に行って受付でバーコードをかざすと、採血の順番が回ってくるシステムとなっていました。

写真:その後採血を受けて、1階に降りて会計を済ませました(クレジットカードにて決済)。
以上が今回のレポートですが、このような簡単なプロセスで「がんリスク遺伝子パネル」の検査を受けることができることに驚きました。また、受付やカウンセラーの方々の丁寧なご対応や説明にはとても感銘を受け、気持ちよく診察を終えることができました。
結果は3週後とのことですが、私は叔父と叔母が癌を患いましたので、1日も早く知りたいと思っております。「癌は遺伝する」なんて世間ではよく言われますが、癌は一定の割合で遺伝子が病態に関与しているとのことですので、この検査にご興味のある方は、是非、こちらをご参照の上、お気軽にご連絡してください(スタッフの方はとても優しくご対応くださいますよ!)。https://www.med.kagawa-u.ac.jp/hosp/shinryoka/genesinryoka/kensa/
「がんリスク遺伝子パネル」の検査が多くの皆様の健康と幸せに直結するものと、大変期待しております。チームの皆様、これから多くの方が受診されると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の教育環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の学生がより充実した学びを得られるよう、教育活動のサポートに活用させていただきます。例えば、最新の医療機器を使った実習や、地域医療を担う人材を育てるためのプログラムの充実など、未来の医療を支える若い世代の成長に役立てていきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
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