今年も県知事による香川大学医学部地域枠・自治医科大学合格者への激励会が開催されました。昨年から始まったこの会は、香川大学医学部の地域枠に合格した14名と、香川県出身の自治医科大学合格者3名を対象に、彼らが地域医療を支える大切な存在であることを認識し、同じ志を持つ仲間との絆を深めることを目的として開催されています。
写真：知事と新入生の集合写真
当日は、香川県庁に多くのマスメディアや保護者の皆様が集まり、香川大学からは上田学長、門脇病院長、谷丈二教授、そして私が出席しました。会場は、参加者の熱意と期待に包まれ、非常に活気のある雰囲気となりました。合格者の皆さんより、それぞれ自己紹介と将来の目標を語っていただきましたが、その言葉の中に「地域医療に貢献したい！」という強い思いが込められており、彼らの誠実な姿勢に感銘を受けました。目を輝かせながら語る姿を見て、私自身も感動し、誇りを感じるとともに、香川の医療の未来が彼らによって支えられるのだと確信しました。
写真：知事から新入生に対しての期待が述べられました
特に印象的だったのは、一人ひとりが語る言葉に揺るぎない決意が感じられたことです。医療の道を志す背景やそれぞれの経験を交えた抱負には、単なる将来の展望を超えた強い覚悟が込められていました。地域医療の課題をしっかりと見据え、自分たちがその解決に貢献するという熱意がひしひしと伝わってきました。池田知事も、合格者たちの熱意に感銘を受け、「皆さんには今すぐにでも医師として香川で活躍してもらいたい気持ちです！」と笑顔でお話しされました。その言葉は、彼らがすでに地域医療の担い手として期待されていることを物語っており、私も同じ思いを強く抱きました。
写真：簡単な自己紹介をさせていただいております私
この激励会を通じて、新たな一歩を踏み出す皆さんが自らの使命を認識し、仲間たちとの絆を深めることができたのではないかと思います。彼らがここでの誓いを胸に成長し、未来の香川の医療を支えていくことを心から期待しています。最後に、このような貴重な機会を設けてくださった香川県の皆様に、深く感謝申し上げます。
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の教育環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の学生がより充実した学びを得られるよう、教育活動のサポートに活用させていただきます。例えば、最新の医療機器を使った実習や、地域医療を担う人材を育てるためのプログラムの充実など、未来の医療を支える若い世代の成長に役立てていきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう！」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします！https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
