先週金曜日に医学部長特命エグゼクティブ・アドバイザーのスタンフォード大学の池野教授にSPRINGプログラムの評価委員長として香川までお越しいただきましたので報告申し上げます。池野先生については、以前のブログで紹介させていただいております。
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2023/12/27/131157

写真:池野先生と繋がりをお持ちの十川先生と幸町キャンパスの近くのうどん屋でランチ。何とここで後輩の露口先生と何年振りかに偶然遭遇、4月から香川大学医学部附属病院の脳外科として戻ってきてくれるとのこと、とても嬉しかったです!
池野先生は前日の朝にロサンゼルスから東京に入られ、夜の寝台特急サンライズ瀬戸で高松までお越しいただきました。池野先生が隠れた「鉄ちゃん」との情報をいただいておりましたので、ぜひともサンライズ瀬戸に乗っていただきたいと思い、そのような行程を企画させていただきました(予約に奔走してくださった秘書のA子さん、ありがとうございました)。私が朝1番で高松駅まで迎えに行きましたが、少し時間があったのでベンチに座ってメールをチェックしていると、出勤途中の真鍋理事より声をかけられてびっくりでした。真鍋理事も私が寒い中ベンチで作業しているので、何が起こったのかと心配されてお声掛けくださったのかもしれません。ご心配をおかけして誠に申し訳ございませんでした。

チラシ:当日の研究会ですが、池野先生のご講演以外はSPRINGプロジェクトに関与している大学院生の研究発表会でした。現場にはSPRING実行委員の秋光研究担当理事や末永創発研究科長をはじめとし、多くの外部評価委員も集まっていただき、用意していた席はほぼ満杯となる大変盛況な会となりました。


写真:発表会の風景、幸町のイノベーションデザイン研究所で実施いたしました。


写真:琴平電鉄の車両を貸し切っての懇親会でのワンショット、持ち寄りの飲み物とケイタリングでさくっと楽しく懇親会を実施いたしました。
懇親会は池野先生が鉄ちゃんですので、琴平電鉄で1番古い車両を借り切って仏生山駅に止めていただき、その中で開催させていただきました。写真に写っているのは昭和35年位に製造されたものではないかと駅員さんに教えていただきました。まだ時々現役で走っているそうですが、マニアにはたまらないでしょうね。

写真:評価者の先生や指導教員も来てくださいました。持ち寄りの質素な宴でしたが、窓の外から羨ましそうな目で見られながらの懇親会となりました。

写真:池野先生に総評をいただきました。香川大学の異分野融合は素晴らしいので、今後この特色をどんどん活かしていってもらいたいと力強いメッセージをいただきました。
その後、私と大場先生と池野先生3人で高松まで戻り、とことん飲み語りました。私も最後は記憶が曖昧なほどたくさん日本酒をいただきましたが、池野先生はホテルでバタンキューの後、翌日朝から高松の日本政策銀行の知り合いとホテルで朝食・ミーティングをされ、そのままJRでご実家のある浜松のほうに移動されたとの事でした。さすが、世界を股にかけておられる池野先生のタフネスさには脱帽です。
今回のSPRING発表会では、11名の大学院生の発表を拝聴いたしましたが、これから世界に羽ばたいていく若手研究者として大変頼もしく思いました。私たちもますます大学院生をサポートし、香川大学全体の研究アクティビティーを上げていければと思っております。多くの試練はありますが、少しでも多くのワカモノを世の中に輩出していきたいと思っておりますので、皆様方におかれましても引き続きサポートをいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の研究環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の大学院生がより充実した学びを得られるよう、研究教育活動のサポートに活用させていただきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
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