昨年に引き続き、香川大学医学部にタイ国・チェンマイ大学から3名の留学生が来られました。彼らは、短期研修の一環として、本学の医学部で学び、医療現場を体験する予定です。
昨年の記事は以下の通り:
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/01/23/070000
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/03/13/080212

写真:私方からまずはご挨拶を
チェンマイ大学はタイ王国の北部に位置する名門大学であり、医学教育においても優れた実績を誇ります。今回の留学生たちは、それぞれ異なる医療分野に興味を持ち、香川大学での研修を通じて日本の臨床について学びたいという強い意欲を持って来日しました。チェンマイ大学医学部は、香川大学医学部にとって重要なパートナー姉妹校であり、医学科だけでなく看護学科とも長年にわたり深い交流を続けていますが、今回は医学科の学生さんが訪問されました。
私からは、香川大学医学部の特色や、地域医療における本学の役割について説明し、短い期間ではありますが、できるだけ多くのことを学び、日本の医療文化を体験してほしいと伝えました。またいつものセリフなのですが、「今度、香川大学医学部の学生がチェンマイ大学を訪問する際には、しっかりとサポートをお願いしますね」とお願いしたところ、今回の3名の学生から元気よく「Sure!」と力強い返事をいただきました。香川滞在中のホスト役となる学生もすでに決まっており、双方にとって思い出深い時間となることを願っています。

異なる文化・背景を持つ学生同士が交流することで、新たな視点や価値観を得ることができます。今回の交流を通じて、チェンマイ大学の留学生たちが日本の医療について深く理解し、今後の学びに活かしてくれることを期待しています。私たちも、国際的な視点を持ち、より広い視野でこうした国際交流を積極的に推進し、国際的な視点を持ち、より広い視野でグローカルに活躍できる医療人材の育成に努めていきたいと思います。

写真:集合写真です、左端はもう一人のプロジェクトリーダー、生化学の宇山准教授です。
チェンマイ大学の皆さん、ようこそ香川大学へ!充実した研修期間を過ごしてください。

写真:解剖や生理や病理などの実習が行われる実習棟もだいぶできてきました。竣工式は新棟と一緒に5月7日実施予定です。
それでは皆様、良い週末をお過ごしください!!
P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」のお知らせ
最近、国立大学への運営費交付金が少しずつ減ってきており、香川大学医学部の財政もなかなか厳しい状況になっています。そのため、私たちは学生の教育環境をより良くするために、皆さまのご支援をお願いしております。
いただいたご支援は、医学部の学生がより充実した学びを得られるよう、教育活動のサポートに活用させていただきます。例えば、国際交流活動や最新の医療機器を使った実習、地域医療を担う人材を育てるためのプログラムの充実など、未来の医療を支える若い世代の成長に役立てていきます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生たちのために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると嬉しいです。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
