生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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卒業式のレポート(その②:フォトギャラリー)

昨日より卒業式のレポートしておりますが、この日は一日かけて卒業生を祝います。今年も朝から幸町での式典、昼から高松国際ホテルでの祝賀会、夜はリーガホテルゼストで懇親会が実施されました。

写真:昼から高松国際ホテルでの祝賀会、ご家族の方も多く参加されておられました

卒業生は昼の高松国際ホテルでの祝賀会が終わった後、夜開催されるリーガホテルゼストでの懇親会までに一旦大学に戻って後輩たちの祝福を受けます。

写真:体育館での集合写真(医学科)

私たちの頃はまだ香川医科大学でしたので、三木町のキャンパスで卒業式が行われていました。赤沼先輩が卒業したときには、矢沢永吉のファンキー・モンキー・ベイビーをラジカセでかけながら、私の同級生(サブ・山本)の車でキャンパスを回っていたように記憶しております(間違ってないでしょうか?)。我々の学年もラウンジの辺で集まってみんなで写真を撮ったように記憶しておるのですが、写真は残っておりません。いずれにせよ、今の時代は当時よりもかなりスマートな形で卒業生の送り出しが行われます。

写真:体育館での後輩たちからの祝福A

私は幸町で大学院の修了式があったため、お昼からの高松国際ホテルでの祝賀会に遅れて参加しました。また、多くの卒業生やご家族の皆さんと写真を撮りましたので、全く食事を取る時間がありませんでした。幸い、夜のリーガホテルゼストでの懇親会までに時間がありましたので、移動の途中で食事を取ろうと思い、見かけた看板に引き込まれて人生ではじめて「油そば」を食べましたが、大変美味しくて、癖になりそうな味でした。どころが、その後、スタバに行ってメールのチェックなどをしていたのですが、急に体調に変化が出てきました。過度の腹部膨満感に加え、吐き気と頭痛がしてきたのです。これは何かおかしいと思い、早めに懇親会会場のリーガホテルゼストに行きましたが、症状は一向に収まる気配はありません。

写真:薬理学で実験を頑張ってくれた小倉くんご両親との記念撮影

そのような状況で、看護学科懇親会でご挨拶させていただき、まずカンパイ、続いて臨床心理学科の懇親会に参加させていただき、挨拶とカンパイ、最後に医学科の懇親会へ移動して挨拶とカンパイをさせていただきました。その頃から吐き気ガンガン、冷や汗バンバンとなってきましたが、実はこのような症状を私は以前に一度経験しておりました。それが「干しキクラゲ事件」です。中国の留学生から干しキクラゲをたくさんいただきましたので、調子に乗ってたくさん水で元に戻して一気に食べたところ、食べた時は良かったのですが、その日の晩に腹部膨満で気持ち悪くなり目が覚め、嘔吐して握り拳大のキクラゲの塊が出てきて、その後はすぐにラクになった経験がありました。なんとなくその時と体調の変化が同じように思いましたので、これは食事が胃袋から下に流れていないのではないかと自己判断し、大変無念ではございましたが、医学科の懇親会を中座させていただくことにしました。しかしこの判断は大正解で、家に帰る途中のタクシーでかなり気分が悪くなり、家にたどり着いた途端に嘔吐をしてしまい、ベッドまで上がることができずソファーで寝ておりました。その日の夜は大変しんどかったのですが、おかげさまで翌朝には全快しており、普通に大学に行くことができました。

写真:先週行われたウインドの追いコンで卒業する池田くんと野間先生とでパチリ

この度は、卒業生の皆様とゆっくりと懇親会でお話しすることができず、大変申し訳なく思っております。食事はよく噛んで食べなければいけないと痛感した1日でした、反省。

卒業生の皆さんの前途を祝して!!


P.S.
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