香大医では「医学科」や「看護学科」に続き、「臨床心理学科」でもいよいよ臨床実習がスタートします。しかし、これまで臨床心理学科では臨床実習開始式が行われていませんでしたので、竹森学科長が中心となり、今年から実施することになりました。
写真：実習開始式に臨む学生たち、真剣な眼差しです、私が顧問を務めるウインドサーフィン部のキャプテンの頭も黒くなっておりました苦笑
香大医の臨床心理学科は、医学部に設置されているという大きな特徴を持っています。ほとんどの大学では教育学部などに設置されていることが多いのですが、香川大学では医学部の中にこの学科があるため、医療や看護と深く連携した教育が受けられ、実習を医学部附属病院で行えます。実際の医療の現場で、患者さんやご家族と接しながら、心の支援を学ぶことができるのは、とても貴重な経験となることに間違いありません。
写真：最初に私から挨拶として、大きなエールを送りました
式では学生代表がスピーチをしてくださいました。「実習を前に、不安もありますが、支えてくださる先生方や仲間たちと一緒に、一歩ずつ学びを深めていきたいです」と、しっかりとした口調で語ってくれました。その姿からは、これから現場で人の心に向き合う覚悟が伝わってきました。これから附属病院に加え、地域の病院や学校、相談機関など、さまざまな場所で実習が行われます。もちろん、初めからうまくいくことばかりではありません。でも、失敗や戸惑いの中にも成長のヒントが必ずあるはずです。実習はそうした経験を通じて自分自身の力を高めていく場なので、ぜひとも人間力をつける機会にして欲しいと願っております。
写真：最後に学生代表の方から決意が述べられました
これから実習を経験する学生たちは、多くの人と出会い、学び、成長していくことでしょう。地域の皆さまにおかれましては、学生さん達をどうか温かく見守っていただけたらと思います。そして、未来の「こころの専門家」たちが、香川のみならず、全国各地で活躍できるよう、引き続き応援を宜しくお願いいたします。
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年３月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。未来の医療を担う香川大学医学部の学生・大学院学生や医学部附属病院の研修医、ならびにその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療スタッフを応援しよう！」、そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします！https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/
