香大医は世界各国からの留学生を積極的に受け入れていますが、ブルネイ・ダルサラーム大学から交換留学で3人の優秀な学生さんが来てくれておりました。みなさん研究者を目指されるとのことですが、フマイラさんが私たちの薬理学教室で3ヶ月間、研究されました。
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写真:香大医学生さんと交流するブルネイの3名(下の一番右がフマイラさんです)
最初にフマイラさんが研究室に来られたときは、少し緊張した顔をしていました。でも、自己紹介で丁寧に話してくれた姿がとても印象に残っています。薬理学の研究室では、動物を使った実験や、ちょっとむずかしい実験もあります。フマイラさんは、いつも明るく、前向きに取り組んでくれました。教室の仲間たちともすぐに仲よくなって、毎日まじめに実験をがんばっていました。特にすごいなと思ったのは、ディスカッション(話し合い)にもたくさん参加してくれたことです。大学院生でも難しいような内容でも、フマイラさんは一つ一つていねいに理解しようとしていて、その姿勢にみんなが感心していました。

写真:修了式での集合写真
今回の留学最後の日に修了式が行われました。そこでフマイラさんは、「香川大学医学部で学んだこと」というテーマで発表をしてくれました。彼女は実験で学んだことだけでなく、香川大学の学生たちとの交流や日々の生活で感じたことも自分の言葉でわかりやすく話してくれて、とても感動しました。フマイラさんがこの3か月間でたくさんのことを学び、人としても大きく成長したのが伝わってきました。

写真:フマイラさんのプレゼン
私たち教室員や香大医の学生にとっても、フマイラさんと一緒に過ごした時間はとても大切な思い出になりました。香川大学医学部では、ただ知識を教えるだけでなく、いろいろな国の人たちとの出会いや、考え方のちがいを知ることも大事にしています。フマイラさんのように、遠い国から来てがんばって勉強する姿を見せてくれたり、新しい気づきを与えてくれる留学生は、香大医にとってもとても大切な存在です。これからも、世界中の仲間たちと一緒に、よりよい未来をつくっていけるような場所でありたいと思っています。
写真:修了書をお渡ししました
最後に、フマイラさんを始めブルネイ・ダルサラーム大学の皆さん、香大医を選んでくれて本当にありがとうございます!
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。未来の医療を担う香川大学医学部の学生・大学院学生や医学部附属病院の研修医、ならびにその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療スタッフを応援しよう!」、そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

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