生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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香大医で活躍する教員紹介シリーズ: 老年看護学講座・助教の桑原 唯先生

先週に引き続き、最近一番力を入れて宣伝している「この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~」の記事を紹介させていただきます。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview.html

今日紹介させていただくのは、看護教育と地域連携の最前線で活躍されておられる老年看護学講座・助教の桑原 唯先生です。奈良県出身の桑原先生は、大学院での学びを経て、現在は香川大学で教鞭を執られています。今回のインタビューでは、彼女のこれまでの歩みや看護に対する思い、そして香川大学での学びが今にどうつながっているのかについて、お話を伺いました。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview7.html
 

写真:英語でプレゼンされる桑原先生(ホームページ記事より)

桑原先生は、看護学生時代から「なぜ?」という疑問を大切にし、常に探究心を持って学びに取り組んでこられました。看護師として働く中で、訪問入浴介護の現場での経験がきっかけとなり、看護の役割について深く考えるようになったといいます。その結果、大学院への進学を決意し、研究と教育の道へと進まれました。現在は、老年看護学講座の教員として学生たちと共に学びながら、看護教育の発展に尽力されています。介護保険施設や病院での実習を通じて高齢者の生活や疾患についての理解を深める指導を行うのみならず、三木町地域包括支援センターと連携し、学生と共に認知症カフェを開催するなど、地域とのつながりを活かした教育活動にも力を入れておられます。

写真:実習の様子(ホームページ記事より)

趣味の手芸やお菓子作りを活かし、地域で暮らす高齢者と学生が協同できる地域活性化の取り組みを考えておられる桑原先生。多世代が交流を持つことで、災害時などの危機的状況にも効果的な対策が取れるのではないかと考えておられるそうです。実際に、認知症カフェに参加した学生が帰り道で困っていた高齢者に声をかけてお手伝いをしたというエピソードもあり、地域とのつながりを大切にされておられます。

写真:先週の中国に行った際、関空のカードラウンジにて(ブログ記事とは全く関係ありません)

香川大学医学部の実習環境の良さや、多職種が協同して成長しようとする風土に魅力を感じておられるとのこと。そう思っていただけることを本当に嬉しく思います。みんなでどんどんコラボして、興味を広げていっていただければ幸いです。期待しておりますので、頑張ってください!


P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

 

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/