昨日に引き続き、最近一番力を入れて宣伝している「この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~」の記事を紹介させていただきます。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview.html
今日は、私のウインドサーフィン部の後輩の医学科小児外科学の助教と初手活躍している藤井喬之先生を紹介します。学生時代の私と藤井先生は被っていないのですが、私が顧問として部活動に加わったり飲み会に参加したりしておりますので、大変よく存じ上げております。とても真面目で気さくな先生で、学生時代よりみんなから慕われておられました。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview8.html

写真:藤井先生のお写真です、ホームページ記事より抜粋
医学部附属病院の小児外科は少人数体制で運営されており、外来や入院患者さんの診察、手術、検査など、多岐にわたる業務を医師が担当しておられるそうです。一方で、学生への教育にも力を注いでられ、「小児外科に興味を持ってもらえるように工夫しているが、どの診療科を目指す医学生に対しても必要な知識はしっかり伝えたい」との思いで日々接しておられるとのことです。臨床の合間を縫ってしっかりと研究もされており、手術前後に使用する抗菌薬の適切な使い方に関するデータ収集を進めているほか、腸内細菌と消化器疾患の関係についての基礎研究にも取り組まれておられると伺いました。

写真:こちらもホームページより、国際学会で発表かな? 必死な感じが、、、
学生時代にはウインドサーフィン・九州山口医科学生大会で優勝、国体にも出場されるなど努力家でした。このような経験を通じて地道な努力で技術を身につけることの重要性を学び、外科医という道への関心が一層強くなったとのことです。また、大学5年時に小児病棟での実習を経験したことで、子どもたちの医療に携わりたいという思いが明確になったとも話してくださいました。小児外科では命に関わる重篤な病気だけでなく、良性の疾患を多く扱いますので、「治療後の生活の質や成長までを見据えた支援」が求められます。「手術を受けた赤ちゃんが成長して元気に通院してくれる姿を見るのは、何よりの喜び」と話される藤井先生、超立派な小児外科医になられましたね!

写真:こちらはブログと関係ありませんが、最近のウィンドサーフィングの写真です
今後の目標としては、医師としての技術のさらなる向上、研究成果を通じた臨床への貢献、そして正しい医学知識を広く社会に伝えることを挙げられました。とくに「精巣捻転」という思春期の男の子に起こりうる病気について、恥ずかしさから受診が遅れることで治療のタイミングを逃すケースがあることに課題意識を持ち、啓発活動の必要性を訴えておられます。また、香川大学医学部で働く魅力としては、「やりたいことに挑戦しやすく、分野を越えて協力できる風土がある」と実感されているとのこと。香川大学が地域の出産・育児医療を担う拠点として、さらには希少疾患への対応やAIを活用した予防医療の推進など、新たな医療の形を地域から発信していく意義を強調されていました。
「地方の医療の現状をしっかり中央に伝え、よりよい医療政策づくりにも貢献していきたい」と力強く話される姿からは、医師としての高い志と使命感が伝わってきます。がんばれ、藤井先生!
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/