私が医学部長に就任してから、今回で3回目の学園祭を迎えることになります。今年の学園祭に向けても、すでに準備が始まりつつあります。先日、学園祭の実行委員の学生たちが集まってくれました。医学科の2年生は講義のために参加できませんでしたが、それでもわざわざ多くの学生が時間を割いて来てくれました。しかも、皆さんとても真面目なスーツ姿で敬意をもって臨んでくれたにも関わらず、私自身がその中でいちばんラフな格好をしていたため、内心とても恥ずかしく感じましたが、そんな和やかな雰囲気のなかで、今年の学園祭に対する意気込みをたくさん語ってくれたことが何より嬉しかったです。
写真：今年の学生実行部の主要メンバー、男女比もいい感じです！
私が医学部長に就任して最初の学祭（2年前）は、まさに就任直後で何が何やらわからないままの参加でしたが、それでも学生の皆さんの頑張りと笑顔に励まされ、とても思い出に残るイベントとなりました。二度目の昨年は新たな試みとして「医学科ホームカミングデイ」を初めて実施しました。これは、卒業生OB/OGに加え、在校生のご家族、地域の皆さまに医学部キャンパスにお越しいただき、香大医の“今”を感じてもらおうという企画です。学生たちの生活の様子を紹介したり、懐かしい先生や仲間との再会を楽しんでもらったりと、50名ほどのご参加をいただき、多くの笑顔に包まれる時間となりました。
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2年前から実際に参加してみて、学生による宣伝や準備のタイミングなど、改善すべき点がたくさん見つかりました。昨年度の反省点の一つとして、チラシなどの宣伝準備が遅れたことがあります。せっかく三木町長にお願いし、地元のいろいろな場所で宣伝をさせていただけることになっていたのですが、学生の怠慢でチラシが間に合わず、十分な広報活動ができませんでした。ですので、今年はまずなによりも早めにチラシやホームページの準備を進めるよう、実行委員のみなさんにお願いしました。情報発信は学園祭の成功に直結しますので、ここはしっかり計画的に進めさせていきたいと思います。また、去年は学園祭前に草刈りを実施していなかったので、今年は開催前にキャンパスの草刈りをして、きれいなキャンパスでみなさんをお迎えしたいと考えています。
写真：ワカモノだけの方がいいですね！
香大医の学園祭は、学生が主役のイベントであると同時に、地域の方々や卒業生、ご家族のみなさまとの交流の場でもあります。今年も「3科それぞれのホームカミングデイ」に加え、さまざまな催し物を準備して皆さまをお迎えする予定です。学園祭は学生たちの成長の場であり、地域と大学をつなぐ大切な機会です。そして、こうした活動を通じて、私たちは「未来の医療を担う人材」を育てていきたいと考えていますので、皆さまもぜひ、今年の学園祭に足を運んでいただき、若い学生たちのエネルギーと笑顔に触れてください。きっと、元気をもらえる時間になるはずです！
医学部長として、このような活動の一つひとつが学生の成長につながり、地域社会への貢献となるよう、今後も全力で応援してまいります。そして、香川大学医学部がこれからも開かれた学びの場であり続けるために、皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年３月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう！」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします！https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/
