今日は昨日に続いて香大医で輝いている教職員シリーズ「この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~」の記事を紹介させていただきます。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview.html

写真:ホームページより、瀬戸内の海は最高ですね!
今回ご紹介するのは、事務でも裏方の裏方と言っても過言ではない医事課で活躍されている尾崎真嗣さんです。医事課の業務は多岐にわたり、診療報酬の計算、カルテの精度管理、さらには病院内の医療情報システムの運用など、病院を裏側から支える大切な仕事です。お話を伺うと、仕事で大切にしているのは「フットワークの軽さ」と「自分なりのコンセプト(考え方の軸)」だそうです。特に、どの部署が担当すべきかを判断するのが難しい「グレーな仕事」にも「まずはやってみよう」という姿勢で向き合うようにしているとのこと。これは、熊本大学の小川学長の「小川三訓」のひとつです。また、自分なりの考え方や信念を持って取り組むことで、迷いなく判断ができるようになるとも語ってくれました。そんな尾崎さんにも、印象深い失敗の経験があるそうです。香川大学の事務職員は数年ごとに部署が変わって、全く異なる業務に携わることも多いのですが、新しい部署で前職場の経験をもとにやり方を変更したところ、思わぬ形で悪影響を与えてしまったとのことでした。一見すると良い改善でも、組織全体を見渡す視点が欠けていたことで、結果的に周囲に迷惑をかけてしまったことを深く反省されておられました。私も医学部長になったばかりの頃にとにかく改善しなければと焦ってしまい、周囲に大きなご迷惑をかけてしまったことを思い出しました。まず組織全体を俯瞰することは大切なことですが、尾崎さんの「まずはやってみよう」という柔軟で前向きな姿勢、そして「全体を見渡す視点を持つことの大切さ」には深く共感しました。

写真:こちらもホームページよりいただきました、香川大学の職員チーム「あぐーる」でしょうかね
面白いところでは、尾崎さんの興味は法律であるとのこと。法律理学部出身でありながら、「法律に強い大学職員」を目指して勉強を続けているとのことでした。業務の中でも法的な知識を活かせる場面が多猪で、今後もその知識を用いて香川大学医学部に貢献していただきたいと思いました。仕事以外の時間もとても充実している尾崎さん。趣味はソフトバレーボールとアウトドアで、香川大学の職員チーム「あぐーる」の一員として活動されています。このチームは、尊敬する先輩が11年前に立ち上げた歴史あるチームだそうで、その思いを大切にしながら今も活動を続けてられているそうです。また、キャンプも年間を通して楽しまれており、夏にはSUPにも挑戦されています。自然の中での時間や仲間との交流は、日々の仕事への良いリフレッシュとなっているそうです。

写真:ホームページより、キャンプの模様
最後に、香川大学医学部の良いところをうかがうと、多職種の専門家が一つの病院に集まり、それぞれの視点で協力しながら働ける刺激的な環境であると教えてくれました。多様な考え方に触れることで、自分自身の視野も広がり、日々成長できる場であると感じているそうです。これからも地域に根ざしながら発展し、働く人々が誇りを持っていられる職場づくりを期待しているとのことでした。私は医学部長として、私は今後も、一人ひとりの挑戦と努力を大切にし、教職員・職員・学生が互いに尊重し合える、活気ある学びと働きの場を築いていきたいと考えていますので、皆様方におかれましては引き続きご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます!

写真:琴電の座席がこんなことになっていました!ついつい横になって寝たくなりますよね〜(本文とは全く関係ありません)
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/