今日は久しぶりに香大医で輝いている教職員シリーズ「この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~」の記事を紹介させていただきます。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview.html

写真:ホームページより、いつもこんな感じでクールです
今回は、医学部学務課で大学院を担当してくださっている遠山裕さんを紹介します。遠山さんは大学院生の入学や修了、授業の履修や学位に関する手続きなど、教育の土台を整える大切な仕事を担当しています。ちょうどこのインタビューが行われた年度始めは新入生のガイダンスや履修登録のサポート、授業の準備、留学生の対応、国の補助金に関する手続きなど、多くの業務に追われる時期だったそうです。特に昨年度から開始したJSTの後期博士課程に対する大型プロジェクト・次世代研究者挑戦的研究プログラム SPRINGのでは、遠山さんにおんぶに抱っこでハンドリングしていただいております。大学院というと研究がメインのイメージかもしれませんが、その裏では、こうした事務的な支えがあってこそ、大学院生たちは安心して学べているのです。

写真:ホームページより、広い芝生ですね〜
遠山さんは現在の部署に異動した当初、事務の内容の違いにとまどいを感じたそうです。大学の事務というのは部署によって内容が大きく異なり、以前の業務とはまったく違う分野だったとのこと。知識不足を補うために、前任者からの助言に従って大学の規則や手引書を丁寧に読み込みながら、一つずつ仕事を覚えていかれていったそうです。事務の仕事は、一見すると地味な印象を持たれるかもしれませんが、実際には多くの工夫や創造性が求められる場面があります。遠山さんは、「周囲との連携が必要で、時には自分のアイデアを形にするために多くの人の協力を得ることもあります。
その結果が実を結んだときは、とてもやりがいを感じます」と話してくれました。プライベートでは、趣味が続かないタイプと自認しつつも、大学職員として働き始めた頃から始めたランニングだけは15年以上続いているそうです。以前はフルマラソンにも参加していたとのことで、体力づくりとリフレッシュを兼ねた大切な時間となっているようです。また、週末はご自宅の広い芝生の手入れも欠かしません。芝生の管理は見た目以上に大変で、「冬以外はほぼ1年中仕事がある」と笑いながらも、仕上がりと作業量のバランスを考えながら楽しんでいるそうです。

写真:ホームページより
香川大学医学部については、「組織としての規模がちょうどよく、部署を超えてチームとしての意識が高いので、仕事を進めやすい」と評価してくださいました。これは、私たちが大切にしている「風通しの良い職場づくり」が実を結んでいる証だと感じます。今後の香川大学に期待することとして、人口減少が進む中で、大学も時代の変化に対応した柔軟な仕組みづくりが必要だと指摘されました。特に、業務のデジタル化(DX)を進め、効率的で働きやすい体制を整えていくこと、そして将来的には外国人職員も自然に活躍できるような、多文化共生の土壌を整えておくべきだという見通しには、私も大いに共感しました。遠山さんのように、困難な場面にも真摯に向き合い、周囲と協力しながら前向きに取り組む職員がいることは、医学部にとって大きな力です。香川大学医学部が、誰にとっても安心して学び・働ける場所であり続けるよう、引き続き尽力してまいります!
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/