生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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香大医で活躍する教職員シリーズ:

香川大学医学部では、現場を支える多くの教職員が日々奮闘しています。今日は昨日に引き続き、裏方・事務職員の「この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~」の記事を紹介させていただきます。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/interview.html

写真:ホームページより、これはサワラでしょうかね

今日は経営企画課戦略企画係の課長補佐・浪越俊介さんをご紹介します。浪越さんは病院の経営分析や経営判断に関わる業務を担っており、特に最近はBIツールというデジタル技術を使って、数字や情報を「見える化」する取り組みを進めておられます。たとえば、患者さんの数や治療内容、職員の配置などのデータをグラフや表にして整理し、病院の運営をより良くするための情報として提供したりされています。こうした作業には、専門的な知識や根気強さが必要ですが、2022年度には「デジタルONEアンバサダー活動」の一環として行った取り組みが学長賞を受賞し、大学全体からも高く評価されております!
 

写真:ホームページより、デジタルONEアンバサダー活動が2022年学長賞に!

仕事のやりがいについて浪越さんは、病院の経営に関わる人たちと近い距離で仕事ができることを挙げておられます。「自分の仕事が病院の未来に役立っている」と感じられることが、大きなモチベーションになっているとのことでした。また、プライベートも大切にされておられ、フットサルや釣り、FPSというゲームを楽しむなど、オンとオフの切り替えも上手に行っておられるそうです。さらに、飼っている犬と過ごす時間が、何よりも癒しになると語ってくれました。こうした柔軟な考え方とバランスの取れた生活スタイルは素晴らしいですね、酒ばっかり飲んでいる自分が恥ずかしいです、、、

香大医・附属病院の魅力について、浪越さんは「現場と事務部門との距離が近いこと」を挙げておられます。つまり、医療の最前線で働く医師や看護師と、経営や運営を支える事務職員とが、しっかりと連携できる環境があるとのこと。そのため、一つの課題に対してもチームで動きながら、迅速に対応することができているのではないかとのことです。今後の大学病院に必要なのは、限られた人やお金の中でも質の高い医療を維持し、持続可能な運営をしていくことです。そのためには、現場・事務・経営層が一体となって、データをもとに柔軟に判断し、効果的に進める体制づくりが欠かせません。私はこうした職員一人ひとりの誠実な取り組みと柔軟な発想こそが、香川大学医学部と医学部附属病院の未来を切り拓く原動力であると強く感じています。

写真:ホームページより、インタビューを受ける浪越さん

浪越さんのように、日々の業務に真摯に向き合い、課題の本質を見極めながら改善に挑む姿勢は、これからの医療や教育において非常に重要です。私たちは今後も、現場と経営が一体となって歩みを進める「チーム香川大学医学部」として、学生、患者さん、地域の皆さまに信頼される大学・病院づくりのサポートを進めてまいります。これからも香川大学医学部の取り組みに、どうぞご注目ください!

P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ

令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

 

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/