
写真:最初に集合写真、皆さんには許可をいただいております
先週日曜日、全国から高校生の皆さんが、香川大学医学部での医療体験に参加してくれました。北は秋田県秋田市、南は沖縄県の名護市から総勢33人の高校生たちが、総合文化祭(総文祭)の一環として来学してくれたのです。当日は、私たちの医学部附属病院のマスコットキャラクター「KUH(くー)ちゃん」や、スコットランド・グラスゴーから香川大学医学部に留学しくれている2人の留学生も一緒に、高校生の皆さんを笑顔でお迎えしました。私は開会のあいさつにおいて、数ある会場の中から香川大学医学部を訪れてくれたことに対し、心からの感謝をお伝えしました。

写真:挨拶する私
この日は、普段なかなか体験することができない、医療現場のさまざまな実習を用意しました。たとえば、模擬手術の体験や聴診器を使った心音の確認、さらには実際に使用されている医療機器に触れる機会もありました。そして、特に盛り上がったのはドクターヘリの見学です。ドクターヘリとは、急病人やけがをした人をすばやく病院まで運ぶためのヘリコプターで、医師や看護師が同乗して、現場でいち早く治療を開始できる大切な存在です。ちょうど見学のタイミングで、患者さんを搬送していたドクターヘリが戻ってきました。プロペラの音が響く中、ヘリから降りてくるスタッフの様子を、みなさん目を輝かせながらじっと見つめていました。実際の医療の現場を間近に見ることで、医療の大切さや緊張感を少しでも感じてもらえたのではないかと思います。

写真:ドクヘリには興味津々
香川大学医学部では、今回の活動のように未来の医療を担う若者たちに向けて、地域に根ざした体験活動を積極的に行っています。今回参加してくれた高校生の中から、将来、医師や看護師、または研究者や技術者として医療に関わる道を選んでくれる人が一人でも増えたら、こんなに嬉しいことはありません。医療の道は、たしかに努力や覚悟が必要な世界ですが、その分、人の命や人生を支えるという大きなやりがいと感動が待っています。私たちは、そうした思いを伝えることができる場をこれからも大切にし、地域とともに歩む医学部として、地道に活動を続けていきますので、引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます!


写真:看護師や臨床工学士の皆様、本当にお疲れ様でした!
P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/