ブルネイ・ダルサラーム大学からRonah(ロナー)さんという学生さんが、先日から香川大学医学部の薬理学教室に来てくれていますので、紹介いたします。滞在は3か月で、これから研究の勉強をしながら、日本での生活や文化も体験していただきます。


写真:医学部長室で三人のブルネイからの留意学生と集合写真、真ん中がロナーさんです
香大医は長年ブルネイと交流を続けており、昨年は20周年を祝う式典もありました。今回の留学もそのつながりの中で実現したものですが、毎回新しい仲間を迎えられることを本当にうれしく思っています。ロナーさんは将来、研究者を目指されているとのことですので、薬理学研究室で実験の方法を学びながら、小さなことを一つずつ経験していってほしいと思っています。今回は3カ月間と比較的長期間の滞在となることから、スーパーバイザーとして大学院生のKabirくんに教育係になってもらうことにいたしました。Kabirくんにとっては初めての教え子となりますので、大変貴重な経験になるのではないかと思います。

写真:朝のカンファレンスにて、光家先生の発表の写真を撮るロナーさん
これまで来てくれた留学生は、弓道や茶道などを通して、日本の文化に親しみ、学生同士の交流を深めてきましたので、ロナーさんは香大医の学生たちと一緒に色々と体験してほしいと思っています。研究面では毎日の実験や観察を大切にしながら、少しずつ研究者としての感覚を身につけてもらいます。培養細胞での「無菌操作」や遺伝子測定などを学んでいきます。また、自分の考えやデータをまとめてプレゼンする練習もしてもらう予定です。最初は緊張するかもしれませんが、一歩一歩の積み重ねが研究の力につながります。

写真:ブルンジ共和国に帰国したスティーブ君の誕生日だったので、彼へのメッセージのためにカンファレンスの時に集合写真を撮りました(夏休みでちょっと寂しいです、、、)
香川大学医学部は、地域に根ざし、世界とつながることを大切にする「グローカル教育」をモットーとしており、留学生が来てくれることで、私たちも新しい視点や考え方を学んでおります。過去に来てくれた学生たちも、最後には「ここで学べてよかった」と笑顔で帰っていただきましたが、ロナーさんにもこの3か月を充実した時間にしてもらえるよう、みんなで応援していきたいと思います。ロナーさん、ようこそ香川へ!

写真:腎臓学会総会事務局からビデオをお送りいただきましたが、こんな姿が映っておりました苦笑(本文とは全く関係がありません)
PS
去年に引き続いて今年もやります、ホームカミングデー!
以下のリンクをぜひ、覗いてください!
皆様とお目にかかれますことを心より楽しみにしております!!
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~homecoming2025/


P.S.
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/