
写真:作成したパンフレットの日本語訳したものから
香川大学医学部とカリフォルニア州立大学・マーセド校(UC Merced)は、長年にわたり共同研究と学生交流を続けてきました。対象となる研究分野は高血圧、心血管疾患、糖尿病・肥満などの生活習慣病関連の疾患で、世界の死亡リスクに直結する重要テーマです。私たちは、地域に根ざしながら世界レベルの研究に挑むという姿勢で、この連携を育ててきました。このような活動は、研究だけでなく、異なる文化や価値観にふれる「人としての成長」を含む学びにつながっていると信じております。これまで私のブログでも折にふれて紹介してきました。今回はUC Mercedが香大医に学生を送り込むために新たにスタートしようとしているプロジェクトを皆さまに紹介します。

写真:作成したパンフレットの日本語訳したものから
今回UC Mercedが提案している香川大学医学部との新しいプログラムは、米国でマイノリティの学生の育成に関連して寄付を集めるために啓発されます。社会の中で機会に恵まれにくい背景をもつ若者が海外で研究に没頭し、将来の大学院進学や研究者の道へと歩み出す“きっかけ”をつくる、意味の大きい取り組みとして進められます。これまで香大医で研究したUC Mercedの学生からは、「香大医の研究者や学生と毎日ディスカッションし、新しい実験手技や考え方も学べた」「自分で研究を立ち上げ、最後までやり抜いたことが大きな自信になった」といった声が届いています。こうした若い学生の成長は、ラボの技術習得だけでなく、異文化のなかで自分を考えるきっかけとなり、強いリーダーシップを育てます。

写真:作成したパンフレットの日本語訳したものから
受け入れる我々にも大きな学びがあります。私たちの研究と世界の多様性を結びつけることで、香川大学の学生や研究者の視野はさらに広がります。UC Mercedは2025年に米国の研究大学区分で最上位の「R1」認定を獲得し(R1=研究活動が最も活発な大学群)、社会的流動性の評価でも全米上位に位置づけられるなど、若い大学ながら実力を急速に高めています。こうした世界を先導する大学との連携は、香川から世界へと歩み出す学生の背中を押してくれます。

説明文:パンフレットを和訳したもの
しかし、米国の連邦予算の再編により、この価値あるプログラムの継続には新たな支えが必要になりました。次年度は少なくとも26,250米ドルの資金不足が見込まれ、長期的に安定して運営するためには、複数年のご支援、もしくは総額525,000米ドルの基金を作ることが必要となります。いただきましたご寄付は、UC Mercedが香川大学医学部で学ぶために必要な交通費、滞在費、研究に必要な試薬や消耗品、発表費用、そして現地と日本側でのメンター体制の強化など、学生の成長に直結する費目に大切に充てられます。


写真:作成したパンフレットの日本語訳したものから
私たちはUC Mercedとともに、可能性を持った有能なワカモノが「自分の研究で社会を良くしたい」と思える環境を経済的な理由であきらめなくてよい仕組みをつくりたいという共通した願いを持ち、この取り組みをスタートしてまいります。香川から世界へと羽ばたく若者たちを、これからも応援していただければ幸いです。
PS
新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
令和7年3月より、香川大学医学部が位置する三木町へのふるさと納税制度を活用して、香川大学医学部・医学部附属病院をご支援いただくことができるようになりました。
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです。
是非とも以下のリンクかQRコードをから、どうぞよろしくお願いいたします!https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
