2月28日(土)、神戸で開催された「キャタピラーSTEM賞」の授賞式に参加してきましたので、報告します。キャタピラーSTEM賞は今年度で第8回目を迎え、日本全国から寄せられた革新的なアイディアやプロジェクトを未来志向の視点で厳正に審査し、優れた取り組みを表彰するものだそうです。本賞は兵庫県、神戸市、明石市、JETRO大阪本部など多くの後援団体とともに進められているようで、企業が社会や地域と手を取り合いながら未来をつくっていく姿勢を強く感じ、会場には年齢も立場も異なる多様な方々が集い、「社会をよくしたい」という思いが一つの空気になって広がっていました(たまたまですが、顔見知りの東京科学大学の先生とお会いしました)。

写真:授賞式の模様です、真ん中が看護学科の塩淵 美輝さん、右がPEREZ SHAELYNN DELOS SANTOSさん
そのような名誉ある「キャタピラーSTEM賞」において、今回、香川大学医学部の「シニアヘルスパートナーズ(チーム)」が、優秀賞グループを受賞しました。受賞されたのは、看護学科の塩淵 美輝さん、PEREZ SHAELYNN DELOS SANTOSさんのお二人です。本当におめでとうございます!

写真:プロジェクトポスターを囲んで
本プロジェクトは、学生が中心となり、高齢者の皆さまと時間を共有することで、地域の中に新しいつながりを芽生えさせるものです。評価されたポイントは、これから日本でますます重要になる「介護の問題」に対して、新しい切り口から提案した点にあります。ここでいう「切り口」とは、同じ課題でも“見方を変える”ということです。孤立や介護を「大変な問題」として受け止めるだけでなく、「地域の力が生きる場面」「小さな工夫で変えられる部分」として捉え直すことであり、その発想の転換が高く評価されたとのことです。

写真:高層ホテルの最上階で開催された懇親会の入り口で
香川大学医学部は、医学科・看護学科・臨床心理学科の学生に知識を植え付けるだけではなく、「人を思い、社会の課題に向き合い、仲間と動ける人」を育てたいと考えています。医療は病院の中だけで完結しません。地域で暮らす一人ひとりの生活とつながって初めて、意味を持ちます。今回のように、学生さんが社会の課題を自分ごととして捉え、言葉と行動で提案し、しかもそれを高く評価されることは、香大医が大切にしている人材育成の方向性そのものでありまし。私は彼女たちの挑戦を心から誇りに思いますが、ここがゴールではありません。受賞は「スタートの合図」ですので、これからも学びを続け、現場の声に耳を傾け、失敗を恐れずに改善し、地域や世界に役立つ形へ育てていってください。

写真:懇親会場にて指導教官の松本看護学科長と一緒に一枚、この後、別途、高松に戻って小さな祝宴をあげました。
これからも香川大学医学部は、学生の皆さんが“次の一歩”を踏み出すための場であり続けます。私たちは、奉仕の心と社会への貢献、そしてリーダーシップを備えた高度医療人を育て、地域の未来を支える拠点として責任を果たしてまいりたいと思っておりますので、引き続き、皆さまからの応援を何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは皆さま、良い週末をお過ごしくださいませ!

写真:最近、香川ではこんな「ヤドン」バスも運行されています。「うどん」と「ヤドン」のマッチングから、香川県=うどん県=ヤドン県となっているそうです、ちょっと強引な気がしますが、個人的には気に入っています笑(本文とは全く関係ありません)
P.S.「香川大学医学部50周年特定基金」と新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです(ぜひ、以下のリンクかQRコードよりご参照くださいませ)。

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/