生まれ変わる香大医とともに:医学部長ブログ

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世界から香川へ、香川から世界へ―医学生がつなぐ交流の輪

香川大学医学部では、この夏も海外から医学生をお迎えし、新しい交流が始まっています。まずご紹介するのは、イギリスのグラスゴー大学から来てくださった2名の医学生です。お二人は2週間にわたり香大医に滞在し、本学の皮膚科で研修を受けました。言葉や文化、医療の仕組みが異なる環境での研修は、最初は緊張することも多かったと思います。それでも、お二人は毎日の研修に真剣に取り組み、本学の教職員や学生とも積極的に交流してくれました。短い滞在でしたが、研修を終えたお二人の明るい表情を見て、私も大変うれしく思いました。温かく受け入れてくださった皮膚科の先生方、職員の皆様、そして学生の皆さんに、心より感謝申し上げます。

写真:私の左がCiaraさん、右がConlanくんです。

お二人の研修修了式が行われ、香川で過ごした2週間について発表してくれました。皮膚科で学んだことだけでなく、香川大学の学生と一緒にさまざまな場所へ出かけたことや、そこで生まれた交流についても、楽しそうに話してくれました。海外研修で得られるものは、医学の知識や技術だけではありません。同じ医師を目指す学生同士が、一緒に食事をし、町を歩き、語り合う、笑い合う中で、お互いの文化や考え方を知ることにも大きな意味があります。学生同士の自然な交流が、大学と大学のつながりを長く育ててくれるのだと思います。私はお二人に、「ぜひ、また香川大学医学部に来てください」とお伝えしました。そして、「今度、香川大学の学生がグラスゴーを訪れたときには、ぜひいろいろとお世話ください」とお願いしました。グラスゴー大学との交流は2009年から続いていますが、今回生まれた友情が、また新しい交流につながることを願っています。
 

写真:香大医で学んだこと、学生同士で香川を堪能したことなどをプレゼンしてくださいました

次に、今年もブルネイ・ダルサラーム国にあるブルネイ・ダルサラーム大学、通称UBDから、3名の学生さんが来てくださいましたので報告します。こちらの皆さんは、これから3か月間、香大医に滞在します。初めての環境で少し緊張していたかもしれませんが、皆さんの表情からは、これから始まる学びへの期待が伝わってきました。UBDは香川大学医学部にとって、とても大切な国際交流のパートナーです。両校の交流は20年以上続いており、医学科だけでなく看護学科でも、学生や教員が行き来しています。最初のUBDからの留学生は私の元で学位をとりましたが、交流が医学部全体へと広がったのは、長年支えてくださった多くの皆様のおかげです。3か月あれば、医学や研究について学ぶだけでなく、香川の文化や暮らしを知り、本学の学生と友情を育てることもできることでしょう。帰国するときには、「香川に来て本当によかった」と思えるような、たくさんの経験と思い出を持ち帰ってくださればと思います。

写真:左から門田副医学部長(国際担当)、ペイジアさん、ワファさん、ベアトリスさん、私です。真ん中にくーちゃんがいますね笑

国際交流というと、英語を上手に話すことや、海外の進んだ医療を学ぶことを思い浮かべるかもしれません。しかし、私が何より大切だと思うのは、お互いの違いを知り、相手を大切にし、困ったときに助け合える関係をつくることです。こうした一つ一つの交流が、いつか国を越えて患者さんを支える力になると信じております。私もしばらくアメリカで過ごしましたが、当時の友人とまだずっと友情が続いています。本当に大切な私の財産です。昨日、アリゾナで研究している顔見知り(中国系米異国人)の論文がScience誌に掲載されているのを見つけましたので、"Congratulations!"とメールしたら、"Thanks, and hope to see you soon. "と3分で返事が来ました。こんな関係性を世界中に持てるのは本当に幸せですよね。

写真:くーちゃんより、皆さんにプレゼント

香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためには、海外から来る学生を温かく迎えるとともに、本学の学生が安心して海外へ挑戦できる環境を整えなければなりません。交流を支えてくださる教職員と学生の皆様に、あらためて心より感謝申し上げます。学生の国際活動には多くの資金も必要でございますので、皆様のご寄付やふるさと納税などへのお力添えも何卒よろしくお願い申し上げます。

写真:医学部キャンパス再開発4年目に入りました。基礎臨床研究棟の北側の工事が始まりました。


P.S.
「香川大学医学部50周年特定基金」と新しい「ふるさと納税」制度のお知らせ
未来の医療を担う香川大学医学部の学生や大学院学生、医学部附属病院の研修医及びその指導を行う関係者らのために、本制度によるご寄附にご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。香川大学医学部は、「地域に根ざし、世界に羽ばたく医療人を育てる」ことを大切にしています。そのためにも、皆さまの温かい応援がとても力になります。「未来の医療を支える学生や医療人のために、一緒に応援しよう!」そんな気持ちでご協力いただけると大変嬉しいです(ぜひ、以下のリンクかQRコードよりご参照くださいませ)。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~redevelop/index.html

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~furusato/