一昨日は祖父江先生が日本腎臓学会誌Clin Exp Nephrolのベストレビューアー賞を受賞されたこと、昨日は私の腎臓学会における研究活性化に対する活動を紹介しましたが、私がもう一つ腎臓学会で重要な役割を仰せつかっているのが国際活動です。
私は学生時代からウインドサーフィンの試合で海外に行くことが多く、しばらく留学していたこともあり、現在も薬理学教室には多くの外国人を受け入れています。一方、腎臓学会の国際活動は単なる国際交流ではなく、世界の中で日本腎臓学会がプレゼンスを示すことが求められております。そのため私は国際腎臓学会やアジア環太平洋腎臓学会との交渉を担当しておりますが、最初の頃は大変でした。2010年に行われた国際腎臓学会シンポジウムNEXUS KYOTOでは昭和大学の緒方先生に集金のノウハウをゼロから学び、海外からの参加者へのホスピタリティのあり方など、本当に勉強させていただきました。1,000人以上の参加者を集めましたが、会期中にアイスランドの火山噴火が起こって帰りのヨーロッパ便のフライトキャンセルが相次ぎ、帰れなくなった外国人の個別対応をやり切って大変感謝されたことはいい思い出です。その際に私が「やりがいがあります!」と言っているのを横でお聞きになられていたのが、後に腎臓学会理事長になられた松尾清一先生(現・東海大学機構長)です。「いい事、聞いちゃった〜」とおっしゃられたのが耳に残っておりましたが、きっちりと2018年国際腎臓学会シンポジウムISN Frontiers meeting TokyoでもSecretary generalのお役目をいただきました。松尾先生より、「西山先生、2つだけお願いしますね、まず前回の1.5倍(1,500人)以上集客すること、もう一つは1,000万円以上の黒字会計とすること」と仰せつかり、国際腎臓学会とやり合って、何とかこれを達成しました。それからは南学理事長が私のことをタフ・ネゴシエターと海外の先生方に紹介されるのですが、今は南学理事長が国際腎臓学会の理事長も兼任されておられることからも、日本腎臓学会が世界のリーダーシップをとっていることは間違いありません。

写真:日本腎臓学会での世界の腎臓関連組織支える方々との懇親活動。前列左から国際腎臓学会TreasureのCaskey先生、米国腎臓学会理事長のCrews先生、アジア環太平洋腎臓学会の前理事長Sydney Tang先生。
最近は腎臓以外をターゲットとする研究(イルカとか肺魚とか宇宙とか)をすることが多く、学術的にはあまり腎臓学会には貢献できていないのですが、学会が益々発展するよう、委員会活動は引き続きベストを尽くして参る所存です。引き続きご指導賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

写真:こちらは腎臓学会総会での別の若手活性化プログラム?産婦人科から薬理学に実験に来てくれている山本先生も一緒です(ブログ記事とは関係ありません)
PS. 香大医LINEグループを作ったことにつきましては先日紹介させていただいておりますが、しばらく発信を続けます。
https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/06/03/092548
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