新任教授紹介(その②:ゲノム医科学・遺伝医学 隈元教授)

今日は二人目の新人教授を紹介いたします。香大医では、ヒトゲノムの研究と教育に特化した新しい講座「医学部ゲノム医科学・遺伝医学」を設立しましたが、隈元謙介先生が初代教授としてこの1月からご就任されております。

隈元先生は福島県立医科大学から来られた外科医で香大医附属病院の手術部で勤務され、オペ室管理や外科診療に加えて疾患ゲノムの診断学をご専門とされておりました。

この度、その知識とご経験をもとに学部ゲノム医科学・遺伝医学講座の教授として、ヒトゲノムに関連する教育・研究や農学部・植物ゲノム研究とのコラボ、さらにはこれまで附属病院で実施されておられたゲノム診断を発展させたセンター化展開などが期待されております。

写真は就任式です。相変わらず私のネクタイはひん曲がってますね、、、

 

ゲノム診断は災害時の死体判別においてもキー・プレイヤーになると考えております。この度の能登半島地震を踏まえ、香医大南海トラフ巨大地震に備える為、これから隈元先生には災害時にリーダーシップを持って活躍していただけるような拠点体制作りを行いたいと思っております。

隈元先生、何卒香川のためにお力をお貸しください。