卒業生紹介シリーズ④:清元秀泰 先生(1988年卒)

昨日に続いて卒業生紹介シリーズ、香大医で最も有名人(?)の清元秀泰・姫路市長を紹介します。

一言で申し上げますと、清元先生はいつも「目立つ」先輩でした。今こそスリムになりましたが、太めのカラダで田中角栄氏のようなダミ声、政治家一家で教育された論破力、ピンチの時に矢面に出る行動力、必ず盛って話題を提供する会話術などなど、ご存知の皆さんは清元先生はゆくゆく政治家になるときっと思っておられたと思います。

香大医・腎臓内科から東北メガバンクに移られましたが、すぐに東北の大震災が起こりました。ただ、震災当日はたまたま高松に戻られており、夜は私と「とり松」で焼き鳥食べながら「えらいこっちゃなあ〜」と飲んでいたのですが、上司の東北大学研究理事だった伊藤貞嘉先生が東京で身動きが取れないと連絡が入り急遽東京へ。抜群の行動力で途中の姫路で医療品を入手し、都内で勤務しているウインドの後輩(伊原先生)を頼ってその病院でDMATチームを組み、車で伊藤先生と東北に戻り、被災地で陣頭指揮を取られました。

写真:左は腎臓学会の集まりでのワンショット、右はタコウインナーを持って微笑む奥様・清元加代先生(通称キャサリン、昔はカヨピー:香大医1992年卒)

 

その後、AMEDへの出向を経て2019年から姫路市長を2期お勤めになられており、今や押しも押されもせぬ大市長となられました。

2024年度の日本腎臓学会西部学術集会を大会長として姫路で開催されることも決まり、私も腎臓内科の祖父江先生と一緒に運営を担当しております。