来たるブルネイ・ダルサラーム大学・医学部生

ブルネイ・ダルサラーム大学 (University of Brunei Darussalam: UBD) の医学部生3人が来日され、香大医で3ヶ月間学ばれます。UBDは香医大の最も重要なパートナー姉妹校であり、来年で交流は20周年を迎えます。医学科のみならず看護学科も長期に渡って深い交流を続けており、毎年、数名ずつの学生と教員が交換留学をしております。UBDは世界中各国の大学と姉妹校となっているそうですが、留学先として香大医が一番人気とのこと、ホント嬉しいですね。

ブルネイ国は東南アジアのボルネオ島の北側に位置し、国王が統治する立憲君主制国家であるイスラム教国です。自然と天然資源に恵まれ、アジアでもトップクラスの裕福さを誇っています。私もUBDに過去3回訪問しましたが、非常に手厚くお迎えいただきました。

20年ほど前に両校が交流を開始した頃、UBDからの留学生が大学院生として私の教室に来てくださいました。彼女は順調に博士号を取得し、今ではUBD教官として医学生の教育係となり、お子さんも3人おられるビックママになっておられるとのこと、月日が流れるのは早いものです。

写真:右からインストラクターの小川先生、国際交流担当・副医学部長の金西教授、三人のUBD学生さんと私です

 

私から留学生への挨拶はワンパターンですが、「今度、香大医の学生さんがUBDに訪問されますので、その時にはしっかりとサポートをお願いしますね」とお願いしましたところ「Yes, of course !」と元気な声でお答えいただきました。交流を通じて、香大医生の学生さんといい思い出を作ってください。