一昨日の3月24日（日）、香川大学すべての学部生の卒業式と大学院生の修了式が行われました。朝から卒業式と修了式は全学部が同時に幸町・本学キャンパスにて実施され、その後、医学部3学科が別れて高松国際ホテルに移動し、午後にかけてご家族の皆様と一緒に後援会主催の祝賀会へと続き、その後はリーガホテルゼスト高松に移動して夜にかけて卒業生主催の謝恩会が開催されました。
卒業される皆様、修了された皆様の顔はみんな晴々しく、新しい可能性に向かって目が輝いているようでした。私は3学科それぞれの謝恩会でご挨拶させていただきましたが、とにかく香大医で学んだことを大切にしていただき、たとえ香川から離れたとしても香川のことをいつも思い出してくださいとお願いしました。また、大学祭の時に「ホームカミング・デイ」を開催するので、そこで皆様をおもてなししたいとお伝えしました。卒業式と修了式の様子については、大学のSNSアカウントをご参照ください。
https://www.facebook.com/hashtag/香川大学
と、 ここまでは普通のブログ記事なのですが、本日はこの場をお借りして卒業・修了された皆様に心からお詫び申し上げたいと思います。
私は前日の夜に都内でどうしても外せない会議に出席しており、当日の朝一番のフライトで高松空港に戻り、そのまま卒業式・修了式に参加する予定にしておりました。しかしながら、高松空港悪天候のため、三度、着陸を試みていただきましたが、結局、着陸することが叶わず、燃料切れにて伊丹空港に緊急着陸し、JRを乗り継いで高松に入りました（新大阪駅での新幹線チケット購入も激混でした）。そのため、卒業式終了式はタイムオーバーとなり、後援会の祝賀会にギリギリ間に合って学位記を何とか皆さんにお渡しすることができたタイミングでの到着となりました。私の挨拶もお祝いの言葉を述べる前に謝罪の言葉を述べるような後味のよろしくないものとなってしまい、本当に申し訳ございませんでした。一生の不覚で心から反省しております。
卒業生の皆様、またご家族・関係者の皆様、今年は大谷選手のドジャースへの移籍が2月になってようやく決まり、突然結婚が発表され、爆弾予告もあった韓国での開幕戦の後、通訳の方がこれまた突然解雇され、それについて本日緊急記者会見が行われました。このような激動の日々の中で、無事、ご卒業されましたことを心よりお喜び申し上げます。私の大失態についても一つのネタにしていただければ幸いですが、私はこの罪の意識を背負い続けながら、これからも香大医を良くするために全力を尽くしつつ、皆さんの輝かしい活躍を拝見することを心から楽しみにしております。皆さんの未来に栄光あれ！！！
