令和5年の締めくくりのご挨拶

香川大学医学部は本日が令和5年の仕事納めとなりますが、年の締めくくりのご挨拶を申し上げます。

10月より医学部長を拝命し、あっという間に3か月が過ぎ去りました。その間、皆様に支えて頂きながら数多くのチャレンジを実行し、改革を進めてまいりました。まだまだ道半ばではありますが、この場をお借りしまして皆様のご支援とご尽力に対し、心より感謝申し上げます。

さて、私は香川大学医学部長としての3つのビジョンを掲げました。

一つ目は「奉仕の心」です。これは医療に関わる者としては最も重要な心構えでありますが、患者様に対してのみならず、万人に対する思いやりの心が社会には必要とされており、香大医の発展に対してもなくてはならないものであることを香大医の皆さんと共有したいと考えます。

二つ目は、「社会貢献」です。香大医は地域社会に対してのみならず、グローバル社会全体に対して広い意味での貢献を果たす存在でなければなりません。香大医の皆さん全員と「奉仕の心」を持って社会への貢献を常に目指したいと考えます。

最後は「リーダーシップ」です。私たちは個人的にも、さらには組織としても、医療をはじめとした様々な分野でリーダーシップを発揮することが求められています。私は香大医の皆さん全員に小さなリーダーシップから発揮して欲しいと思っており、学生諸君には飲み会の仕切りでも立派なリーダーシップであると教育しております。これら3つのビジョンを皆様と共有して歩み続けることによってはじめて香大医を生まれ変わらせることが可能になるものと考えます。

 

令和5年度から開始した6年間の香川大学医学部再開発計画コンセプト

 

令和5年の皆様のお力添えとご支援に心より感謝し、来る年が皆様にとって幸せなものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年は誠にありがとうございました。

 

P.S.

働き方改革にならい、ブログも1月4日までお休みいたします。皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。