新任教授紹介(その④:附属病院・総合内科 市来智子 教授)

今日は4月1日から就任していただきました総合内科の市来智子教授を紹介します。

市来先生は香川医科大学ご出身の私の後輩ですが、卒業後に渡米されて名門メイヨークリニックなどで循環器領域の数多くの臨床研究をされ、大変素晴らしい業績を収められてこられました。その後ご帰国され、詳しい理由は伺ってないのですが、循環器の領域から総合診療医としての道を歩み始められ、いくつかの大学で大変ご活躍されておられることを耳にしておりました。

地域医療を担う香大医としましては、総合診療内科は非常に重要な役割を果たしますので、この度、市来先生にお越しいただけた事は、大変喜ばしいことです。個人的にも大変優秀な後輩が戻ってきてくれたことに心から感謝しております。地域医療担当の副医学部長である星川先生がおっしゃっておられましたが、総合診療に関連する先生方を集めて今週末に市来先生の歓迎会を予定されておられるとの事ですが、50名ほどの参加者が見込まれているとの事です。これらのことからも、いかに市来先生への期待が大きいのかが伺えます。

昨日と一昨日に私も市来先生とゆっくりお話しさせていただく時間を頂戴し、本年度から開設する香川県の地域医療に特化した寄附講座や、医学教育学・横平教授らと力を合わせて、地域医療について学生や研修医にシームレスに教育・診療していただけるようにお願いしました。私が学部長に就任して半年、ようやくオール香大医で地域医療に対する取り組みを重点化できる体制が整いつつあります。今後とも関係される皆様におかれましては、何卒ご協力賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。