留年生の決起集会?

学生の視点から医学部の広報活動をお願いする学生さんを「医学部長特命担当学生」として正式に任命し、星川先生とチーム編成しています。今後、彼らはリニューアルするホームページでの学生情報を担当していただきますが、これについてはまた後日詳しく紹介したいと思います。それとは別に、今日は私の下で個人的にバイトしてくれている留年した学生さん2名を紹介します。

昔から不思議と留年した優秀な学生さんが私のところに集まってきます。頭いいのについつい授業サボってしまったとか、うっかりレポート出し忘れたとかで留年した学生さん達です。もともと優秀なので、実験を手伝ってもらったりするととてもいい働きをしてくれます。これまでも実験を頑張って英文論文書いてくれたり、美ら海水族館に寝泊まりしてイルカのデータベース作りをしてくれたりしています(こちらもまた後日詳細を)。

今回は新たに2名の留年生に対してポケットマネーよりバイト代を支払い、手足となって香大医のミッションに力を貸していただくこととなりました。「医学部長特命担当学生」と違って特別な称号はありませんが、医学部長室・事務部長室・病院長室の窓拭きや図書館周りの草刈り、図書館前のプラザと呼ばれるレンガ敷のところの水垢落しなどのミッションを主に秘書T子の指導でやってくれています。

なかなかいつも忙しくて話をする時間もありませんので、先日、「焼肉なかむら」さんに彼らを招き、決起集会(?)を行いました(ちなみに「焼肉なかむら」さんはウインドのマネのお父様のお店だとのことですので、ご挨拶して参りました)。

写真は左から私、丸井さん(秘書T子さんの息子さんのご親友、建築関係のプロで津田の施設のことを相談しています。野球もプロ級でカープの末包選手のご親友)、福武くん(医学科2年で留年、来年は3年生)、後藤くん(ウインドの後輩、医学科2年で複数年留年、来年は1年間休学予定)。

 

私は医学部長を拝命して、学生さんに「母校愛と地域愛」を植え付けることを大きなミッションとしています。今回のこの2人は授業に出てこない留年生でしたが、今はちゃんと時間を守って学校に来てバイトしてくれるようになり、「香川に残って医者したい」と言ってくれるまでになりました(2人とも県外出身)。地味ではありますが、こういった活動を続けていくことにより、香大医生に「母校愛と地域愛」を植え付けていきたいと思います!

 

P.S.

苦学生も多くいますので、もしこういった活動を資金面でサポートしてくださる方がおられましたら、nishiyama.akira.hatenablog@gmail.com までメールください。それから、一つか二つの科目で留年した学生さんで、実験などをしたい方もwelcomeです!(たくさんの科目を落とした留年生は、まずはそれらをパスすることに集中し、ご家族を安心させてください!)