改革・事務職員によるDXプロジェクト

私は医学部長として香大医職員の働き方改革を大きなミッションの一つとして捉えております。特に事務の方と協力して事務作業などをなるべく効率化したいと考え、会議数や会議参加人数の削減のために各規約を変更し、執行部会や教授会などで承認いただく作業を続けております(残念ながら、そのいくつかは否決されましたが、、、)。

また、ペーパーレス対応やDXによる業務の効率化も事務の皆様に積極的に推進しております。そのような活動にスイッチを入れるため、私は創造工学部の八重樫教授に学部長特命エグゼクティブ・アドバイザーをお願いしましたが(https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/01/09/100341)、早速、大きな展開がございました。八重樫先生の発案により、香大医の各事務部署からそれぞれ若い職員をDXアンバサダーとして任命し、たったの2ヶ月の間に、何と10にもおよぶDXによる事務作業効率化プロジェクト立ち上げを先導してくださったのです!!

先週金曜日にこの2ヶ月の成果を本学幸町で報告されるというので、これは行かねばならぬと、いくつか会議を中止して参加させていただきました。当日は10名の事務職員DXアンバサダーにそれぞれのプロジェクトについてご発表いただきましたが、もう「素晴らしい!!!」の一言でした。

写真は、最初にDXによる事務作業効率化プロジェクトのコンセプトをご説明される八重樫教授(フットサルの名手だとか)

 

10プロジェクトの内容は、1. Outlook予定表活用推進、2. 共有メールBOX活用方法の周知、3. 雇用情報申請・登録システム、4. 落としもの管理システム、5. 病院見学依頼文自動発行システム、6. 規程制定改廃申請システム、7. 香川県内救急患者分析システム、8. 医学部自動車入構申請システム、9. 自家用車業務使用登録電子化システム、10. 証明書申請システム、です。

写真:上田学長や松木副学長(情報・研究・IR・特命担当)もご参加いただきました。

 

どうです、素晴らしいでしょう!!!! いずれもが業務の格段の効率化のみならず、ヒューマンエラーの回避や情報の統合を可能とするものであり、積極的な活用が楽しみでなりません。しかも、今後は他の事務作業にもかなり応用できるものばかりでした。

このような香大医DX化の試みをサポートいただいております八重樫先生をはじめとする香川大学情報メディアセンターの皆様方、そして何よりもゼロから勉強してチャレンジしてくださっている香大医・事務職員DXアンバサダーの皆様に対し、心より感謝申し上げる次第です。皆様方のご努力により、事務作業の効率化が進むこと、そして何よりも教職員や学生の意識改革も進むことを願っております。皆さん、香大医の生き残りをかけて、変わっていきましょう!