香大医・附属病院DMAT(Disaster Medical Assistance Team)隊員派遣壮行会


能登半島地震から4週間が経過しましたが、避難生活の長期化は避けられない状況となっており、災害関連疾患に対する対策もますます重要視されています。これに対して香大医・附属病院は厚生労働省DMAT事務局と香川県からの要請を受け、能登半島地震の被災地域へDMAT(災害派遣医療チーム)を派遣することを決定し、1月28日 日曜日の早朝に出発式・壮行会が行われました。

隊員は宍戸肇医師、山室博嗣看護師、丹下雅祟看護師、黒川直弘業務調整員(薬剤師)の4名であり、能登町周辺の被災施設支援、感染症対応、薬剤支援などのミッション担当です

災害地ではきっと厳しい状況に直面することでしょうが、隊員たちの専門知識と経験は必ずや被災地の人々にとって希望の光となるものと確信しています。私は支援に挑む隊員を誇りに感じる一方で、余震などが心配で、無事に戻ってきて欲しいと思う気持ちが一番です。ですので、隊員の皆様には安全第一での任務遂行をお願いいたしました。

香大医の皆さんとともに、隊員全員の無事とミッションの成功を祈っています。