新任教授紹介(その⑤:消化器神経・内科学 小原英幹 教授)

先日、本年4月からご就任された教授の先生方を紹介申し上げましたが(https://nishiyama-akira.hatenablog.jp/entry/2024/04/10/094837)、今日は消化器神経・内科学教授に就任されました小原英幹先生を紹介します。

 

小原先生は香川医科大学卒業の後輩(野球部出身)になりますが、私との共同研究も数多く、大変優秀な先生です。内視鏡を使った様々な新しい手技や医療機器の開発ではその能力は突出しており、数多くの企業との共同研究や外部資金の獲得などを展開されておられます。また、内視鏡による子宮内検査のプロジェクトでは、私のワクチン開発でお世話になっております京都府立大学の石川秀樹教授もメンバーの中心として加わっておられ、「やはり、サイエンスの世界はどこかでつながっているんだなァ」と実感している次第です。石川教授からも「小原先生は素晴らしい!」とお墨付きをいただいております。

写真:創造工学部の共同研究チームで開催した教授ご就任お祝い食事会での一コマ

 

私は小原先生には是非とも香大医におけるバイオデザイン研究を牽引して欲しいと考えております。彼の研究能力のみならず、素晴らしい人柄で後輩達を先導いただければと願っております。小原先生は教授就任のご挨拶の中で、「診療面では、心のこもった確かな技術(卓越したアート)で治すを理念とし、、、」と述べられております(http://kagawa-sannai.jp/c-news/2660)ので、もっと大きな意味での"Art Medicine"の展開を香大医で先導していただきたいと願っております。大変期待しております!!!

写真:校舎のつつじが咲き始めました